9月〜10月 特別講座 古典絵画の始め方!

〜卵黄テンペラ画で描く!〜

1、テンペラとは!

2、講座紹介

3、テンペラ画を描いてみたい方へ

・テンペラ画の始め方アドバイス

1<テンペラ画とは>

テンペラは、ラテン語のテンペラーレからくる言葉で、混ぜることを意味する。

絵画では粉末の顔料を結合するために使うものならなんでも指すことになる。しかし、今日では単にテンペラという場合、卵黄テンペラを意味することが多い。

 

このテンペラは即座に乾き、ごく簡単に剥がすことができる。乾くとパステル調の落ち着きのある艶消しの色合いが魅力です。また、削ったりグレーズで色調にニュアンスをつけたり容易に行えるところもなど、多彩な表現ができます。かわりにグラデーションのような効果は苦手で、それらを補うためにハッチングの手法が必要になります。これもまたテンペラ画の特徴の一つと言えます。

 

テンペラには、ここで紹介した卵黄テンペラのように油を含まないものと油と混合させたエマルジョンを使って描くテンペラ画あります。卵と油のエマルジョン(乳濁液)は、水と油の性質を持っているので、乾いていない油絵表面に描くことができる。

その標記は、混合技法または(油・テンペラ)などで伝えられる場合が多い。

最後に、テンペラ画はイタリアルネサンス(15世紀)頃には既に描かれていた技法なのです。 

 


 2<テンペラ画A〜C講座 紹介>

初回はA・B講座のいずれかを選択してください。

C講座については、テンペラ画を初めての方は初回では選べません。

A or Bのいずれかの体験が必要です。

なお、C講座は①②連続受講となります。

◆ 申込は最短で一週間前から。

講座ごとにポイントの解説のオリジナルプリント配布いたします。

 

 講座A

(テンペラを知る。まずは実践体験で知る全工程180分¥3500

・始めに: テンペラについて知る。・用具・材料について知る。15分      

・実践   : 下描きから完成まで165分で完結いたします。

・支持体: 水彩紙サムホールサイズ(22.7×15.8㎝)に描く!

・テーマ :   静物画となります。ことらで準備させていただきます。

・受講料: ¥3.500 (講座料、顔料、卵、水彩用画紙等の材料、含む)

講座は、時間や材料の関係で受講料が毎回変わります受講料は全ての材料、用具込みです。

 

 講座B

(色の使い方、基本的技法を知る全工程)180分 ¥4000

◆パネルには下地制作が必要ですが、ここでは下地作りはありません。アブソルバンまたはジェッソ下地をあらかじめ済ませたパネルをご用意します。

・支持体: パネル0号に描く。下図から完成まで180分完結!

・受講料:¥4000、パネル代込み パネル代、下地及び下地処理作業込み)

 

  講座C(

①は石膏下地制作のみです。

① ②連続の講座となります。

本格派!石膏地作りから始めよう〜下地制作180分 程度

◆石膏(ボローニア石膏使用。

・石膏地の基底材で描くこでテンペラの魅力が最大限活かされます。

・実践石膏パネル作り実践

・支持体はパネル

  予め時間のかかる膠の処理などの作業はこちらで済ませておきます。

サイズについてはF0号かサムホールかを選べます。

 F0号(18.0×14.0㎝) ・ SMサムホール(22.7×15.8㎝

時間に余裕が出る場合が想定されますので、次回のモチーフの構想や、制作工程や制作エス

キースなどを考える。(テーマは生徒さんと相談して決めてゆきたいと思います)

 

◆以下の受講料は、①②講座の合計金額です。

・受講料 F0号の場合  ¥4.000

・受講料 SM号の場合   ¥4.700  

 

 ②パネル石膏下地に描く〜着彩

・ パネルに描く、下図から完成まで。180分程度

・3時間を目安に進めますが、時間のゆとりを設けています。

 

 

<以下の材料用具は教室のものをお使いいただけます>

・白色顔料刷毛、筆、皿等の容器、精製水、酢、防腐剤、卵、他できるだけスムーズに始められるようにご協力とアドバイスをいたします。

 

▼A~C全ての講座を申し込みの方¥10000、

約¥2000を割引いたします。

 

お支払いは毎回受講ごとでお願いします。

以上、ご不明な点は、HP頭冠で記載された携帯またはメールにてお問い合わせください。

 



3<テンペラ画を描いてみたい方へ>

以下の①②項目に当てはまる方はぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

 

①・古典絵画は初めてだけど興味がある方。

 ・これまでの油彩画や水彩画とは違う素材や技法で描いてみたい方。

 ・テンペラ画を体験してみたかったが直接触れる機会がなかった方。

 ・材料も高そうだし、何から始めればいいかもわからない方 

 

◆ この講座を通して作品制作過程と絵画の歴史的背景にも触れ、楽しく取り組んで行きます。

    ご興味のある方は、経験の有無に変わらずごお気軽に相談ください。

 

    現在ではテンペラ顔料も10年前に比べれば高いもので倍近い値札がついているものもあり

 す。その他の材料も決して安いとは言えません。ですが、本気で取り組んでみたい方へできるだ

 けスムーズに始められるように、参考になれば幸いです。以下、テンペラの始め方をご覧くださ

 い。


<テンペラの始め方アドバイス> 

 

現在、テンペラ画の材料を一から揃えれば2万円程度はかかると思います

本教室利用なら、足りないものは教室の材料を使えるので、いきなり全て揃えることはありません。また、本当に続けて行くかどうかも材料を揃える前に決めることもできます。取り組みを決めた後も少しずつ材料を増やしてゆくことが可能なので大きな負担なく始められると考えています。

 

A、これだけは揃えよう! 以下ホルベイン参考。

通販画材店ならポイント割引があるの場合も!(例) 世界堂オンライン夢画材など検索ください。

 

B、最低限揃えておきたい色。

1、赤(カドミウムレッド)2、青①(ウルトラマリン)3、青②(セルリアンブルー

、黄(カドミウムイエロー)5、緑①(ヴィリジャン)6、緑②(     )

7、茶①(バーントシェンナ)8、茶(バーントアンバー)9、茶③(イエローオーカー)

10、黒(ピーチブラック)12、 白(チタニュウムホワイト))

以上で¥8.000代になるでしょう。本格的なパネル石膏下地には以下のC~Dが必要ですが、

アクリルジェッソかアヴソルバンなども可能。

(水分量など用法に従いパネルに縦横交互に数回塗り重ねます)

 

C、膠(つぶ膠またはグルー膠)130g ¥1386

D、パネル(パネルはSMまたはF3号から)SM ¥500~600

E、卵 スーパーで購入

(他)精製水、酢、防腐剤 など 画材展またはオンラインにてお調べください。


以下、一般的なテンペラ画キットの「例」




石膏地パネルに制作〜イチゴを描く!

下図描き
下図描き
顔料、黄土(イエローオーカー)で大まかな明暗のコントラストを表現
顔料、黄土(イエローオーカー)で大まかな明暗のコントラストを表現
ホワイト(チタニュウムホワイト)で明部浮き出し
ホワイト(チタニュウムホワイト)で明部浮き出し
固有色による着色
固有色による着色
テールベルトでラズールする
テールベルトでラズールする
ローカルトーンで描き始める。
ローカルトーンで描き始める。


水彩画用しに制作






石膏下地の材料と用具・準備




卵黄テンペラ画

F0パネル「海を想う」
F0パネル「海を想う」



テンペラグラッサ+油彩=(混合技法)